加古川市職員(栄養士)に2021年度合格した方の体験記
加古川市職員採用試験(栄養士)に独学で2021年度最終合格・内定した方(新卒)の公務員試験体験記です。
- 名前
- 栄養士の卵
- 年齢
- 22
- 性別
- 女性
- 最終学歴
- 兵庫県立大学環境人間学部 卒業見込
- 職歴
- なし
- 内定先
- 加古川市
- 最終合格した年/試験名/職種
- 2021年/加古川市職員採用試験/栄養士
- 学習期間
- 3カ月
- 学習科目
- SPI、国語、数学、英語、理科、社会、個人面接
- 学習スタイル
- 独学
- 使用した参考書
- 史上最強 SPI&テストセンター 超実践問題集
- 利用した予備校・通信教育
- なし
- 筆記試験対策の内容
- 学習塾でアルバイトをしているため、普段から計算や語彙の問題に触れる機会が多くありました。
そのため解けない問題を解けるようにすることよりも数をこなす勉強方法が私に合っていました。
また、難しい・時間がかかる問題は考えずに飛ばすように意識していました。
語彙問題に関しては、傾向をつかめる程度に軽く勉強し、その分考えて解ける問題を確実に落とさないように気をつけることで膨大な量を無理やり暗記することを避け、比較的楽に勉強できました。
英語、理科、社会については、特別な勉強はしていません。
試験問題に占める割合が低いこと、範囲が広すぎて網羅することが厳しいこと、SPI形式のテストでは中学生レベルの知識があれば解答できることが主な理由です。
私の場合は、管理栄養士職の試験を受験しており教養試験の勉強にはあまり時間をかけれない状況であったため、塾でのアルバイト中に教えながら自分も勉強しようという気持ちで取り組んでいました。
優先順位をつけるなら数学が1番、その他は勉強時間をつくるというよりは日常生活のなかで少し意識を傾ける程度でした。
それでも十分点数をとれたのでSPI形式は受験しやすいと感じます。
特に、中学高校でしっかり勉強をした人にとっては難しいものではないのではないかと思いました。
注意点としては、解答スピードが求められるため、じっくり考えることは不可能である点です。
さくさく飛ばせる勇気と正確な計算力が求められる試験でした。 - 人物試験対策の内容
- 主に、大学のキャリアセンターで面接練習をしていただきました。
過去に先輩が残してくれた受験報告書をもとに予想される質問に回答し、その場でフィードバックをもらえるのは大学生の特権であり、十分に活用すべきであると身をもって感じました。
私の受験先は個人面接が3回行われました。
おそらく面接時間が最初から公開されていることは少ないかと思いますが、面接の回数が多いと、1回あたりの面接時間は短く質問される内容も浅くなります。
更に、地方公務員の面接では質問内容がかなり似ていたり傾向があったりするので事前に回答集を自分で作成していました。
大学のキャリアセンターや公務員志望の友人の話を聞いてできる限りの準備をしていたので緊張しすぎることもなく、質問に驚くこともなく冷静に回答できたと感じました。
私の受験先は、面接の中でその市に関する質問はほとんどありませんでしたが、市の魅力や気になる政策等は聞かれることも珍しくないそうなので事前にホームページで調べておくとよいかと思います。
志望動機や自己PR、なぜその地域・職種を志望するのか等、確実に聞かれるであろう質問に対しては、自然に話せる程度に暗記しておくのも一つの技であり、特に強調したいところをゆっくり話したり、繰り返したり、結論・理由の順序で話す練習をしたりすることで面接になれていなくてもうまく話せるようになりました。
また、エントリーシートに記入した内容に関する質問や深堀もされることが多いので面接前に提出したエントリーシートを読み直すと自分の考えをまとめられると思います。 - 受験生へのメッセージ
- 免許資格職は募集人数が少なく、倍率も高いことが多いので受験先をはやくに絞ってしまうのではなく広く考えておくほうがよいと思います。
また、周囲に公務員志望の人がいる場合には積極的に情報交換することも受験に勝つコツです。
私は別の職種志望の友人がいたため、相談したり面接内容を交換したりしたことが役に立ちました。
民間企業に比べて試験期間も長く、しんどいことも多いですが、公務員になるために頑張ってください。
私自身このサイトに大変お世話になったので、私の経験がまた誰かの役に立てれば幸いです。