滑川市職員(一般行政)に2021年度合格した方の体験記
滑川市職員採用試験(一般行政)に独学で2021年度最終合格・内定した方(新卒)の公務員試験体験記です。
- 名前
- 小林大悟
- 年齢
- 23
- 性別
- 男性
- 最終学歴
- 金沢大学人間社会学域経済学類 卒業見込
- 職歴
- なし
- 内定先
- 滑川市
- 最終合格した年/試験名/職種
- 2021年/国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)/行政(東海北陸地域)
2021年/財務専門官採用試験(大学卒業程度)
2021年/滑川市職員採用試験/一般行政 - 学習期間
- 1年
- 学習科目
- 文章理解、数的処理、自然科学、人文科学、社会科学、憲法、行政法、民法、労働法、経済学、財政学、個別面接、集団討論
- 学習スタイル
- 通信
- 使用した参考書
- 学内講座のテキスト
- 利用した予備校・通信教育
- 学内講座
- 筆記試験対策の内容
- 私は自分の容量が良くないと感じていたため、大学の夏休みを利用して早い時期から勉強を開始することとしました。
図書館が開く9時から夕方5時まで勉強を行い、帰ってからは講義の動画を見ていました。
勉強時間は一日約8時間、週単位では50時間ほどです。
長時間つづけて勉強できるタイプではなかったので、最後までこのペースで勉強を行いました。
私は教養に関しては4年生の3月から開始しました。
あまり時間は割きませんでしたので教養は6割以上の点数しかとれていません。
時事の知識は財政学などいろいろな科目でつかえるので勉強しといたほうが得だと思います。
判断推理、数的推理は3年生の10月から毎日5問くらいをこつこつと行っていました。
すぐに答えを見ずに、なるべく考える訓練を心がけました。
解答に要するまでの時間を意識し始めたのは4年生になってからです。
資料解釈もそのころからの勉強となります。
専門科目については憲法を8月から始め、たしか2ヶ月間くらいですぐ終わったと記憶しています。
次に民法を年が明ける前までに完了させ、年が明けると行政法、4月が終わった頃に労働法を学習しました。
法律系科目は何度も繰り返しテキストを読んで問題を解くという流れで勉強しました。
割合的には暗記が7割、問題演習が3割ほどです。
経済原論についても8月からのスタートで、ミクロ経済を1ヶ月、マクロ経済学を2ヶ月くらいで終えました。
経済原論は得意教科であったため、あまり詳しく勉強していません。
計算問題に関しては解法を暗記するまで行いました。 - 人物試験対策の内容
- 人物対策は、地方上級の試験が終わった後に始めました。
具体的に行ったのは想定問答集の作成です。
実際の面接においても想定問答の通りでした。
作り方のコツとしては、想定問答を1問1答にするのではなく、そこから話を広げられてもいいように対策したことです。
面接試験においては、本番を積み重ねることが重要だと感じました。
初めての面接が財務専門官の人事院の面接でとても緊張したのを覚えています。
結局あまりうまく話せずそのまま終わってしまいました。
そのあとの国家一般職の農政局の官庁訪問については、財務専門官の職場訪問で面接を何度も行っていたため、自信をつけて臨めました。
結果として国家一般職の人事院面接では良い評価を得ることができ、また本命であった市役所面接においても成功を収めることができました。
面接では、やはり事前に何を答えるかを決めておくことは重要です。
想定問答では予想だにしない質問に対しても答えられるようにするためには自己分析が必要だと感じます。
自分が高校時代や大学時代に何を意識したか、どのような目標に向かって努力したかなどを思いだすことが重要でしょう。
私は面接を行なっていく中で自分は高校での部活でかなり良い成績をおさめていたので、そのことについてとても詳しく聞かれました。 - 受験生へのメッセージ
- 公務員試験を終えて自分自身とてもつらかったです。
一般企業の友達は先に選考を終えているなか勉強や対策を行わなければならず厳しいものでした。
1点足りず第1志望に落ちたときはとても悔しく立ち直るのに時間がかかりましたが、最終的に公務員試験を合格で終えることができて良かったです。
私自身が就職を決めた市は現在成長を続けている市であり、自分もその成長の過程に力を入れられるような人材になりたいと思い志望し就職を決めました。
皆さんにもそのような希望の就職先を見つけて、そこに合格できるよう頑張ってください。