滋賀県職員(初級/一般事務)に2021年度合格した方の体験記
滋賀県職員採用試験(初級/一般事務)に通学(専門学校)で2021年度最終合格・内定した方(新卒)の公務員試験体験記です。
- 名前
- 山出隆太
- 年齢
- 20歳
- 性別
- 男性
- 最終学歴
- 京都公務員&IT会計専門学校法律学科 卒業見込
- 職歴
- なし
- 内定先
- 滋賀県
- 最終合格した年/試験名/職種
- 2021年/滋賀県職員採用初級試験(高校卒業程度)/一般事務
- 学習期間
- 1年3カ月
- 学習科目
- 文章理解、数的処理、自然科学、人文科学、社会科学、個別面接、集団討論
- 学習スタイル
- 通学
- 使用した参考書
- 学校指定教材(『SERIE』)
- 利用した予備校・通信教育
- なし
- 筆記試験対策の内容
- 1年生の頃から基礎的な問題をやり続けました。
授業で5分から10分ほど、担当教務から簡単な解法を聞き、残りは自分の力で教科書の問題を解いていました。
わからないところがあれば、友人に聞いたり、担任に聞いたりしていました。
友人から聞かれることもあったので、説明してする事で、自分自身のさらなる理解にもつながりました。
また、教科書の問題や、文章を読むだけでは本番に対応できないということで、少しレベルの高い問題の載っているプリントが配られていたので、それにも取り組んでいました。
二年次には、4月から過去問を繰り返していました。
過去問をして間違えた所の復習、間違えた単元の問題を解き直す。
これを4月から9月までの間繰り返し繰り返し行なっていました。
また知識分野において、試験直前の1ヶ月前の時には、公務員試験によく出される単元の復習を授業を通して行っていました。
要点を絞って行われていたので、すぐに覚えることができました。
数的推理、判断推理、資料解釈、文章理解(知能分野)が特に苦手だったので、過去問をして間違えたところは基礎から徹底的に見直していました。
少しでも疑問に思ったことは、そのままにせず友人、担任に聞くように努め、疑問を残さないようにしていました。
自然科学、社会科学、人文科学、時事問題(知識分野)は得意だったので、応用的な問題を一年生のころからやり続けていました。
あとは、教科書を読んで、問題にされそうなところをピックアップし、自分自身で問題を想像して作り、どこがどう違うのかと言うことをしていました。 - 人物試験対策の内容
- まずは一次試験に通る、通らないを関係なしに、受けたところの業務内容や、まとめる人物像などを徹底的に調べあげていました。
そして、ある程度面接カードなどの予想をしたり、聞かれやすい質問を想定して、自分なりに大まかな質問に対する答えを作っていました。
ただ自分で作るだけではなく、担任に見てもらい、添削してもらっていました。
そうすることで、一次試験合格後、すぐに面接練習に取り組めるからです。
特に考えたことは、公務員を選んだ理由、民間と公務員との違い、地方公務員と国家公務員との違い、地方公務員であれば、なぜその地方を選んだのかという決定的な理由というものを考えていました。
面接官に納得してもらうにはどうすればいいのかと言うことに頭を悩ましました。
そして、面接練習の時には、聞かれたことに対して、簡潔にそして、的確に答えられているかを担任に見てもらっていました。
また、面接カードに書いたことを丸暗記ではなく、しっかりと自分の言葉で説明できるのか、話せるのかといくことにも気をつけていました。
また、滋賀県庁では、集団討論があったので、それの対策も行いました。
集団討論の練習では、本番の時に実際にやろうと思っている役割を初めから決めておいて、練習に臨みました。
3、4回の練習がありましたが、最初から最後まで全部同じ役割を担当し、本番に臨みました。
そうしておくことで、本番の際にも物怖じせずに役割を全うし、発言することができました。 - 受験生へのメッセージ
- 公務員試験の知能分野の問題は、高校の頃に習っていた数学のような問題ではなくて、公務員試験ならではの独特な問題なので、傾向やコツを掴むことがなかなか難しいですが、慣れてしまえばあとは何回も何回も解くのみです!
少し捻った問題も出てくることもありますが、完璧は目指さなくて大丈夫です!
満点がいいって思いがちですが、公務員試験は6割、7割取れたらOKです!
一次試験に合格してからの方がむしろ大変です。
面接官の方を納得させるための決定的な理由というものを考えるために何度も何度も添削を繰り返し、何回も面接練習をする方が何倍も辛いです。
ですが、最終合格、内定を勝ち取った時の喜びはこれまでの辛さを忘れさせてくれます。
これからしんどいことが多いと思いますが、頑張ってください!
応援しています。