高砂市職員(化学)に2020年度合格した方の体験記

高砂市職員採用試験(化学)に独学で2020年度最終合格・内定した方(既卒)の公務員試験体験記です。

名前
大谷淳生
年齢
24歳
性別
男性
最終学歴
鳥取大学工学部化学バイオテクノロジー学科 卒業
職歴
なし
内定先
高砂市
最終合格した年/試験名/職種
2020年/高砂市職員採用試験/化学
学習期間
3カ月
学習科目
数学、物理、物理化学、分析化学、無機化学、無機工業化学、有機化学、有機工業化学、化学工学、個別面接、集団討論
学習スタイル
独学
使用した参考書
上・中級公務員試験 技術系よくでるシリーズ 化学の頻出問題
利用した予備校・通信教育
なし
筆記試験対策の内容
私の筆記試験対策としてはまず1冊の参考書を何回も繰り返して解くことを重要視しました。
そうすれば問題の傾向や対策を意識し、次第に自分の頭の中で問題を想像することができるはずだと思います。

そして私が行ったのはスケジュール設定です。
勉強を始める日と筆記試験日の間の日数を数え、その日数で参考書1冊を繰り返して解くことを想定して、1日どれくらいの時間を費やすべきなのかを設定しました。
そうすることで1日の勉強の目標を決めることができ、筆記試験対策を充実させることができました。

勉強を進めていく過程の中で私は自分が苦手とする単元に遭いました。
解答を見てもさっぱりわからない時がありました。
その時はあらゆるアプローチで理解に努めました。
例えばインターネットを活用して現学生が苦手分野についてわかりやすく解説している動画を見たりして理解していきました。
自分は化学系の学部を卒業しているのでその学部の時の授業のレジュメを参考にしたりしながら理解していきました。

しかし、これだけでは当日本番の試験で緊張してうまく実力が出せないと考えて、私は第2希望の市役所の筆記試験を受け、その試験の雰囲気を感じたり、また時間配分はどのようにすべきかを考えたりしてシミュレーションしたりしました。
そうすることで本番はうまく実力を出すことができました。

そして暗記系の分野がある科目なので覚えるべきことはノート1冊にまとめたりして、試験会場に行く途中の電車で繰り返し見直すことでしっかりと準備しました。
人物試験対策の内容
私の人物試験対策としましては、まず自己PRに関して重点的に自己追求しました。
やはり、自己PRはその人の人間性が見られるところなのではないかと感じ、自分がこれまで何を頑張ってきたのか、得意なこととは何なのか深く考えました。

そして次にその得意なことや頑張ってきたことを実際に公務員という職業でどのように活かせるか考えました。
これは自己PRがただの自慢にならないための対策だと思います。

そのあと私は志望動機を考えました。
本当にこの市役所で勤めたいと意思表示できるチャンスだからです。
志望動機の構成としましては、まず自分がなぜこの市役所に勤めたいのかを伝え、そして自分がこの市の魅力的なところを伝えるように構成しました。

また、私は公務員が職務を遂行するにあたり必要な能力とは何なのか調べました。
さらに私はその能力には自信があるということをアピールするように努めました。

最後に、私は民間を選ばずになぜ公務員を目指したのかについて深く考えました。
これは本当に公務員という職について働いていきたいかについてアピールすることができるのではないかと考え、答えられるようにしました。
私はコロナウイルスが蔓延している時の就職活動であったので、コロナウイルスから市民の生活を補助するためにはどのようなことをするべきかについてプラスαで考えました。

ちなみに私は筆記試験対策と同様に本番で緊張してうまく話せないことがないように民間の面接を2度受けました。
その面接を通して本番で緊張せずに話せるようにシミュレーションしました。
受験生へのメッセージ
私は大学院を中退して既卒になり新卒を捨てたのですが、自分の実力を信じて筆記対策や面接対策を進めていった結果、既卒の自分でも努力すれば内定を取れることはできます。
だから諦めないで努力すれば必ず道も開けるはずです。

最初は不安で一杯でした。
倍率が高いことも不安材料の一つでした。
その不安を取り除くには、まず自分の奥に潜んだ実力を信じることが一番いいと思います。
周囲が合格するのかどうかなんて考えていては前に進みません!